静視協とは

会長挨拶

静視協は1975年9月故市川健三先生が(元静岡県眼科医会会長)が初代会長となり発足されました。

結成目的は県内の視覚障害者の社会参加を促進するため、福祉、医療、教育、就労に携わる個人及び団体が連絡協調し、視覚障害者の福祉の増進に寄与していく事です。現在、眼科医、視能訓練士、歩行訓練士、盲導犬協会や就労支援施設のスタッフ、特別支援学校の教員、眼鏡店、当事者の方等からなる会員が中心になって活動が行われています。

団体の構成内容は2019年度で、正会員数69、内訳は団体正会員3団体、個人正会員66名(眼科医25名、訓練士12名、教員12名、団体施設職員14名、眼鏡店関係2名、院生1)となっています。

鈴木静視協会長

静岡視覚障害者福祉推進協議会
 第6代会長  鈴木 徹
(2019年度就任)
(医療法人社団 白洲会 おおるり眼科クリニック院長)

私が現会長(6代目)を拝命させていただいており、2020年には設立45年を迎えます。メイン活動として年1回のビジョンサポート機器展・相談会の開催、年2~3回の研修会、視覚障害関係の催しや会議への出席、ボランティア活動などを行なっています。

さらに2019年度には静岡ビジョンサポート(静岡版スマートサイト)を立ち上げ、静岡県眼科医会ホームページからアクセスできる様になりました。

静岡ビジョンサポートは視覚障害サポートの第一線にいる会員の皆様に各コンテンツを担当して頂き、静視協の活動内容、予定はもとより県内の支援団体や行政窓口の情報、ロービジョン外来の案内、視覚障害者を対象とした補装具、日常用具の紹介、申請方法、医療等多岐にわたり解説がなされ、非常に分かり易い内容で役立つ情報が満載です。是非ご利用ください。

医学分野は他の科学分野と同様日々進歩しています。ips細胞の発見等による再生医療や遺伝子治療も今後の発展が期待され、さらにインターネットの5Gの活用も加わり医学の診断、治療、新薬開発も飛躍的に変化していくと考えられます。

しかし、そうした中でも当事者の皆様の生活面や精神面での自立や就労面でのご苦労は大変なものです。

まだまだ様々な情報や支援を得られない状況下の当事者の方々も多くいらっしゃることと思われます。我々はこれからも静視協の活動を通して一人でも多くの当事者の皆様が少しでも心の平穏を感じられる様、引き続き努力していく所存です。何卒ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

あゆみ

本会は、1975年9月27日、眼科医、医療ソーシャルワーカー、盲人会会員(現県視覚障害者協会会員)、盲学校教師、眼鏡商組合員、行政障害福祉担当者ら会員約100名によって設立された。

当初の目標は「県内にもライトセンター建設を」というものであったが、1986年4月に設立された静岡医療福祉センター成人部において中途視覚障害者の入所・通所による生活訓練が開始されたことにより、その目標は一応は達成されたように思われた。事務局が成人部の開設準備に追われたこともあり、本会の活動も休眠状態となっていた。成人部の運営が落ち着いたところで久しぶりに会合の予定を立てていたところ、1990年に市川健三会長が急逝されたため、小川昌之会長を中心とした世話人会方式で、シンポジウム「中途視覚障害者リハビリ体制の確立に向けて」の開催(1991年)、静岡中途視覚障害者の会「かがやきの会」の設立支援(1996年)、東部地区リハビリ教室開設支援(2000年)等の活動をしてきた。

しかし、漫然と事務局主導で活動を行っていくだけでは積極的・発展的な活動を継続していくことができないと考え、2000年より組織の再編成を図るべく準備を進めてきた結果、2003年5月10日、マイホテル竜宮において総会を開催し、柳田和夫会長を中心とした10名の役員と30名の世話人による新生・静視協の船出となった。

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会則

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役員名簿